
車を運転する方にとって、スタッドレスタイヤは冬の必需品です。
日本では、沖縄県などごく一部の地域を除けば、ほとんどの地域で有用なものです。
特にここ数年は、東京など関東でも記録的な大雪になることがあるので、
あまり雪の降らない地域にお住まいの方も、準備しておいて損はありません。
スタッドレスタイヤには、購入するにあたって、おすすめの時期があります。
安く手に入れる方法も含め、詳しく紹介していきたいと思います。
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スタッドレスタイヤに履き替える時期は?
ノーマルタイヤからスタッドレスタイヤに履き替える時期は、
初雪が降る2週間~3週間前が理想的です。
この時期を目安に交換すれば、雪が降り、路面が凍ってしまう前に、
タイヤ交換が済み、安心して運転することができます。
初雪が観測される時期は?
日本は南北に長い土地のため、初雪の観測は、地域によって大きく異なります。
北海道・東北山間部 9月下旬~10月中旬
東北内陸~平野部 10月中旬~11月上旬
信越・北陸地方 11月中旬~12月上旬
北関東・山梨県・岐阜県・滋賀県・北近畿・山陰 11月下旬~12月中旬
関東平野部・東海・京阪神・南紀・山陽・四国・北部九州 12月中旬~1月上旬
関東南部~九州南部の太平洋沿岸部 翌年1月以降
大まかですが、初雪が観測される時期は上記のようになっています。
寒冷地でなければ、10月上旬頃に準備しておけば、初雪に充分間に合います。
各メーカー、各店舗の販売開始時期は?
例年、スタッドレスタイヤは、初雪の観測よりも前から販売開始となります。
関東の場合は、だいたい9月の後半より新製品の販売が始まります。
関東で9月後半にスタッドレスタイヤを購入するのは少し早い気もしますが、
早く購入するメリットもあり、新製品の販売と同時に検討するのがベストです。
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早い時期に購入するメリットとは?
初雪が降るよりも早くスタッドレスタイヤを購入し、履き替えることは、
安心・安全を得られるのはもちろんのこと、さまざまなメリットがあります。
・在庫が豊富にあり、選びやすい
スタッドレスタイヤの新製品が店舗に出回る時期は在庫数が多く、
さまざまなメーカーから、使用用途に合ったスタッドレスタイヤを選べます。
例えば、寒冷地にお住まいの方と関東平野部にお住まいの方では、
選ぶべきスタッドレスタイヤが変わってきます。
また、スキーやスノーボードなど、ウィンタースポーツをする方でも、
その使用用途は異なり、おすすめするスタッドレスタイヤに違いがあります。
自分の使用頻度や使用スタイルに合わせたタイヤを購入するためにも、
各メーカー、在庫の揃っている時期に購入を検討するのが一番です。
尚、12月など雪の降るシーズンに入ってからの購入は、
今期モデルが完売してしまい、納期が出せない場合も良くある話です。
完売してしまう前にしっかりと準備しておきたいところです。
・早期予約、早期購入での割引がある
カー用品店やタイヤ屋さん、それぞれの店舗によって異なりますが、
早期予約、早期購入の特典として、割引制度を設けているお店があります。
この場合の割引率は、10~20パーセントほどが相場です。
スタッドレスタイヤに加えて、アルミホイールも一緒に購入するとなると、
決して安いお買い物ではなく、10~20パーセントの割引が非常に大きいです。
また、販売店としては、なるべく前年のタイヤは売却してしまいたいものなので、
割引の対象になっていることが多く、安く購入することができます。
・タイヤ交換の待ち時間が少ない
ノーマルタイヤからスタッドレスタイヤへの交換にかかる時間は、約30~40分です。
通常、1時間もかからない作業時間で終わりますが、繁忙期になると、
予約が数日先まで埋まっていたりすることもあります。
特に、大雪の予報が出た時などは、3時間~4時間待ちなんてこともあるので、
購入する場合も持ち込みで交換して貰う場合も、早い時期がおすすめです。
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